院内設備

エルビウム・ヤグ・レーザーと呼ばれるレーザー装置です。炎症部位の消炎・殺菌にとても効果があり、歯を削ることもできる唯一のレーザーです。歯周炎から虫歯治療はもちろんですが、口内炎や知覚過敏など幅広く使用できます。

小さな部位を大きく拡大して治療するために使用します。肉眼や眼鏡タイプの拡大鏡では得られない、膨大な情報を得ることができるようになりました。
それ以上にメリットに感じるのは、現状や当日の処置過程を動画・静止画で大きく写して、患者さんに説明できるようになったことです。

デンタルプレスケールという薄いフィルムを使って、患者さんのかむ力の強さ・バランスを見る装置です。術者の感覚ではなく、客観的に見ることできるようになりました。

それぞれの診療台に一台ずつモニターを設置して、レントゲン・お口の写真・検査結果などを登録することができます。患者さんの説明にとても有効です。タッチペン式なので、お子さんがお絵描きして遊ぶこともできます。

患者さんの現状・治療経過・長期間の経過観察にお口の写真はかかせません。今まで撮影した写真は3万枚を超えていますので、データの引っ越しが大変です。

口腔内カメラやマイクロスコープに比べると画質は落ちますが、ペンタイプなので取り回しはとても楽、画像もすぐに見せることができます。説明に重宝しています。

イーオー水という酸性の次亜塩素酸水を生成する装置です。様々なウイルス・菌に対して高い殺菌性を示しますが、人体に無害という特徴があります。当院では器具の消毒に使用しています。

通常より放射線量を減らすことができるデジタルレントゲンは、もう一般的になりました。当院では、撮影してすぐに画像が確認できるCCD、フィルム感覚で患者さん負担が少ないイメージングプレート、どちらも使用しています。

高熱で消毒ができない診療器具を滅菌消毒にするのに使用します。メンテナンスと維持がやや煩雑ですが、日々の診療にかかせない滅菌システムの一つです。

治療の際に発生する飛沫・粉塵・臭いを患者さんのお口の外で吸い込む装置です。

階段の上り下りに一人用のエレベーターを設置してあります。ご利用の際は階段下のインターホンを押してください。

冬になると「開業する時に、ゆかだん、いれといて良かったぁ」と毎年思います。エアコンの使用頻度も減りますし、空気が汚れないのも利点です。